四海鏡

漫画と音楽と妖怪とトマトジュースが好きです。

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課長の女神イサス

先日、『騎士団長 島耕作』の連載が発表され、大きく話題になっていたようですが。

異世界転生の原点のひとつとして、ここは「火星の島耕作」を……あるいは逆に「課長ジョン・カーター」なんて、どうですかね(なにが?)。
Amazon.co.jp | エドガー・ライス・バローズ『火星のプリンセス -合本版・火星シリーズ 第1集-』

まあでも、エドガー・ライス・バローズの英雄譚というか冒険・探検物語には、島耕作は普通に適応しそうな気がします。
逆に島耕作の持つスキルでは適応できなそう(活躍できなそう)な世界観のSFだと……アイザック・アシモフの作品群なんかは、そんな感じでしょうか?

「われは島耕作」「島耕作来る」「島耕作買います 」「はだかの島耕作」「夜明けの島耕作」「島耕作対帝国」「ミクロの島耕作」「島耕作NDR114」

……タイトルは面白そうですけどね。

「夜明けの島耕作」では、ソラリアからオーロラに移住してきたスペーサー(宇宙族)の女性とR・島耕作の濃厚なベッドシーンなどが描かれるのでしょう。なんのこっちゃ。
Amazon.co.jp | アイザック・アシモフ『夜明けのロボット』上

とはいえ、島耕作の最終形態が騎士団長でも火星の大元帥でも心理歴史学でもなく、なんと「教祖 島耕作」であることは、石ノ森先生の隠れた名作『黒大黒』を読めば、明らかなんですけどね。
第1巻では真っ当なビジネスマン漫画だった『黒大黒』、最終2巻の終盤で「究極のビジネスとは宗教である!」……という感じの話になるんですよ。

島耕作の最終形態が「教祖 島耕作」、これは宇宙の真理。定説です!!!!(激しく自分の頭をシャクティパットしながら)
Amazon.co.jp | 石ノ森章太郎『黒大黒』第2巻


ところで、キングダムハーツの新作に、ちゃんとジョン・カーターはディズニーワールドの一員として登場しているのでしょうか……?
ジョン・カーター救う会 日本支部」のメンバーとして、とても気になります。心配です><