四海鏡

漫画と音楽と妖怪とトマトジュースが好きです。

服部昇大『日ポン語ラップの美ー子ちゃん』絶賛発売中!

『日ポン語ラップの美ー子ちゃん』好評発売中!

2017年9月25日、宝島社より服部昇大『日ポン語ラップの美ー子ちゃん』が刊行されました。

日本語ラップ愛好家として知られ、音楽フリーペーパーでのディスクレビュー連載も持つ漫画家の服部昇大先生 a.k.a. 六代目 日ペンの美子ちゃん作者が、Twitterで発表して大きく話題を集め、同人誌2冊も続々と完売した日本語ラップ名盤・珍盤のレビューコミック「日ポン語ラップの美ー子ちゃん」の商業単行本化企画です。
服部先生が出した同人誌版から大幅に描き下ろしを追加しているので(漫画やイラストはもちろん、レビュー漫画の隣に配置されたテキストは、すべて本書のための書き下ろしです)、同人誌版を持ってるヤツに持ってないヤツもたまには買うと思ってたヤツも、間違いなく購入すべき1冊でしょう! 間違いない!

RHYMESTERキングギドラ(KGDR)、スチャダラパー、ANARCHY、田我流、BAD HOP、Creepy Nuts(R-指定&DJ松永)、漢 a.k.a. GAMI、水曜日のカンパネラDJみそしるとMCごはんKOHH、YOUNG HASTLE、キエるマキュウ、D.O、ちゃんみな、MIZARRY PSYCHO FREAXXX、TOKONA-Xいとうせいこう……ほか、メジャーシーンからアンダーグラウンドまで、クラシックから最新スタイルまで、幅広いアーティストの作品を取り上げています!

ちなみに帯コメントは、2017年の日本語ラップブームに火を付けた深夜番組「フリースタイルダンジョン」(テレビ朝日系)に“ラスボス”として君臨している般若さんから、まさにラスボスからしか送ることのできない素晴らしい一言をいただきました。

ちなみに発売日である本日9月25日の夜からは、J-WABEのラジオ番組「AVALON」さんで放送される日本語ラップ特集内の1コーナーに、なんと著者の服部昇大先生が出演予定です!!!!

http://www.j-wave.co.jp/original/avalon/furukawa/www.j-wave.co.jp

パーソナリティー古川雄輝さん、当日の服部先生以外のゲストはACEさんにDOTAMAさんにあっこゴリラさんとのこと。ひえー豪華!
服部先生は22時50分頃からの5分コーナー「CULTURE VILLAGE」にて、『日ポン語ラップの美ー子ちゃん』の楽しみどころ・読みどころを語る予定です。

私もスタジオに見学へ行く予定なのですが、生放送らしいので、収録現場の横でウルトラマン
スモスの話などを大声でしないように気をつけます。Yeah 言葉の隠し絵 使ってコトの核心へ♪

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ところで、上記のように「美ー子ちゃん」著者の服部先生は、現在、学文社さんにて本家「日ペンの美子ちゃん」の六代目公式作画担当として活躍されているのですが(皆さんもネット上だけでなく新聞や東京メトロなどで広告を目にしたことあるのでは?)
その経緯は少々複雑で、まずTwitter上で服部先生が「日ポン語ラップの美ー子ちゃん」をパロディ作品として発表していたところ、学文社の美子ちゃん担当さんから連絡があり、服部先生が「権利元からの連絡……終わった……」と青ざめていたところ、なんと逆に「今、美子ちゃんの広告漫画を復活させようという動きがあるんですけど、六代目として担当しませんか?」と提案されたらしいですね。

ちなみに自分が宝島社で『日ポン語ラップの美ー子ちゃん』の書籍化企画案を出してみた時点では、そんなことは全く発表されておらず。服部先生にコンタクトを取って最初の打ち合わせ時(確か2016年の初夏)も、まだ「六代目 美子ちゃん」襲名の前だったと記憶しています。

まさに『日ポン語ラップの美ー子ちゃん』というパロディ作品は、Twitter爆誕した時から、同人誌の発売、そして本日こうして単行本が全国発売され著者がラジオ出演するにいたるまで、学文社さん「日ペンの美子ちゃん」サイドの「イルでドープな美ー子ちゃん、OKよ(ハート)」という寛容な心があったからこその企画、といえますね! 本当に日ペンさんには感謝です! リスペクト!



……スタイルはスレスレ非合法 ぐらいの逆転の思考法で誕生した、「日ペンの美子ちゃん」公式作画担当者によるセルフブートレグサンプリングコミック『日ポン語ラップの美ー子ちゃん』、絶賛発売中です!
(ちなみに日ペン様には単行本完成後、見本誌はお送りいたしました……)

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